原作の感想→【ルックバック】チェンソーマンの藤本タツキ先生長編読切の海外の反応
1:海外の反応
ついに今年最も期待してた映画の配信だー!
残念ながら映画館で観ることは叶わなかったが、これから観るぜ!
2:海外の反応
Holy sh*it, 吹替え版まであるのか???
wtf, それは聞いてない。
3:海外の反応
>>2
その辺の情報はまったく発表されてなかったからなぁ。
どうやら13か国語の吹替え版が用意されているようだ。
さらにこの映画への期待が高まった。
4:海外の反応
マジで興奮する!
まだこの映画を観たことがないみんなと、この映画の感想を共有できることが嬉しいよ。
ところでアメリカの映画館ではあったんだけど、監督と声優の素晴らしいインタビューが入ってないな。
Blu-rayの特典とかになってるのかな?
もし入ってるなら購入をおすすめする、素晴らしかったから。
5:海外の反応
なんという傑作、what the f*uck man.
6:海外の反応
最初の4コマの生まれ変わるカップルの声優が、エアリス(坂本真綾さん)とセフィロス(森川智之さん)だったの絶対狙ってるよね?
7:海外の反応
>>6
これは面白いな!
確かになんか聞き覚えあるなーとは思ってたんだけど、思い出せなかったんだよね。
8:海外の反応
これは驚いたなぁ、ただ友達と離れ離れになるというくらいの話だとばかり思ってたから。
さて・・・泣きながら寝るわ。
9:海外の反応
初めて藤本タツキ先生の「ルックバック」の読切を読んだ時、どれほど打ちのめされたのか忘れてた。
今またあの悲しみを思い出したよ、悲しくも美しい名作だ。
10:海外の反応
先月アメリカで上映されてた時映画館で観た、2回観た。
それくらい良かった。
陳腐な言い回しになってしまうが、この映画は生きること、創造すること、あるいは自分が情熱を向ける物事や人々に、さらなるエネルギーを注ぎたいと思わせるそういう映画だ。
まだ観ていない人がここにいるなら、是非とも観て欲しい。
11:海外の反応
映画館で観て、今回で2回目だけど家だから何も気にせず涙を流せた。
2回目はさらによかったなぁ。
12:海外の反応
オリジナルの日本語音声で観たばかりだが、他の吹替え版であと2回は観るつもりだ。
そうそう、観終わった後には”Don’t Look back in Anger”を流すのも忘れないように。
13:海外の反応
“シャークキック”が完全に「チェンソーマン」なのが良いね。
描かれてるコマまで同じだ。
そして(Fuji)noとKyo(moto)?
わたしでもわかるよ、藤本先生?
そうすると藤本先生の人生とどこまでがパラレルになってるのか。
藤本先生の作品って何が現実で何が非現実なのか、様々な形で問いかけてくるんだよなぁ。
14:海外の反応
>>13
藤本タツキ先生は美大の洋画コースを卒業してる。
あとこんな発言もしてる。
絵が上手い人を見ると、なんかズルしてるんじゃないかって思うんですよ。1回人生やり直して、とか。じゃないと到達できないところにいるような人が僕にとって何人かいて
藤本タツキ×沙村広明奇跡の対談
15:海外の反応
自分のことをクリエイティブなタイプだと思いたいわたしとしては、余計に衝撃的だったな。
雨の中でスキップするあのシーンは、まさに初めて本当の意味で認められたあの感覚を可視化したものだ。
16:海外の反応
名作だね、マジで。
AniListで視聴済みにする際、お気に入りに登録したのはいつ以来だろう。
製作:押山清高
脚本:押山清高
絵コンテ:押山清高
キャラクターデザイン:押山清高
原動画:押山清高
作画監督:押山清高
監督:押山清高
標準的な押山清高クレジットですね。
17:海外の反応
これを観る前に知ってたのは、漫画がテーマで子供の主人公と、「チェンソーマン」の作者の作品ということだけだった。
最初の2~3分で独特な画風がクールだと思った。
そして京本が家から飛び出してきて”藤野先生!”と叫ぶところからもう釘付け。
アニメーションや背景をフルに使ってキャラクターの感情を表現していた、アニメという媒体を本当に巧みに使ってるよね。
ストーリーとしては超シンプルなんだけど、その語り口がすごい。
18:海外の反応
素晴らしい映画だった。
京本についてはまったく想定してなかったわ。
藤野と京本2人の道は分かれても、京本はずっと”藤野先生”の大ファンでい続けていた。
(もちろんわたしもチェンソーシャークキックの大ファンだ。lol)
藤野がもう京本に会えないのは悲しいが、別の世界線では退院した藤野と京本でまた昔みたいに一緒に漫画を描いててほしいな。
19:海外の反応
>>18
あのifの世界線が存在するという解釈、自分でも好きかどうか悩ましい。
というのもあの世界線がどこかに存在してるとするなら、本当にあの日京本が部屋から出なければもっと良い人生だったってことになっちゃうから。
20:海外の反応
>>18
ラストの4コマは藤野が自分で描いたのかと思った。
京本ってずっと背景しか描いてなかったし、人物を描いてるところが一回も出てきてない。
それにあの4コマのユーモアも、藤野流のユーモアだったよね。
だから不安定な精神状態の藤野が、京本の身に起こったことを自分の中でなんとか整理しようと描いたのかなって。
21:海外の反応
大人になった藤野がめっちゃ三鷹アサっぽかったなぁ。
22:海外の反応
>>21
読み返すまで気付かなかったけど、読切である「ルックバック」や「さよなら絵梨」のキャラクターに少し手を加えたキャラクターが「チェンソーマン」本編に出てくるのちょっと嬉しい。
藤野/アサ、絵梨/キガちゃんとナユタとかね。
23:海外の反応
これほど素晴らしい漫画が、これほど素晴らしい映画になるなんてことはそうそうない。
「ルックバック」はわたしの大好きな、いやもしかしたら藤本作品の中でも最も好きな作品の一つであり、その原作と同じくらい映画も衝撃的だった。
この作品に関わった全ての人達に感謝します。
24:海外の反応
観終わってから知ったんだけど、この映画の音楽を担当したharuka nakamuraさんはGOATであるNujabesさんと親交があったようだ。
既にわたしのプレイリストに2人が一緒に手掛けた曲が複数入ってるんだけど、この2人の関係と「ルックバック」のストーリーとの共通点に気づいてビビったわ。
実際haruka nakamuraさんのインタビューでこう語ってる。
今でも世界的にリスナーが多く、多くの人に聴かれ続けているNujabesさんは、僕が音楽を初めてネット公開した時にすぐにメールをくれた時からの師であり、共に音楽を制作していた友であり、恩人です。そして一緒にアルバムを制作している途中に交通事故で亡くなってしまいました。今回の「ルックバック」の2人の物語とも共感する部分はとても多くて。
<ルックバック>haruka nakamuraインタビュー
25:海外の反応
素晴らしい作品だし、実に価値の高い映像化だ。
音楽、構図、そして漫画を表現するためのアニメーションスタイルの変化も好きだった。
藤本タツキ先生のスタイルがうまく映像になってたし、そのスタイルと映像化という組み合わせの相性が良い。
彼は大の映画好きとして知られてるし、作品の中にもその意識が随所に見られるからね。
ちょっと漫画の話になっちゃうんだけど「ルックバック」というタイトルは、Oasisの”Don’t Look Back In Anger”にちなんでるんだよね。
読切の最初のページに”Don’t”の文字、そして最後のページに”In Anger”の文字が描かれることでそれが示唆されてる。
でも映画でそれがなくなってしまっていた、もしどこか他の場所で出てるなら誰か訂正してほしい。
この”Don’t Look Back In Anger”という言葉が、藤野が振り返るifの話に一つの締めくくりを与えてくれると思うんだ。
少し距離をおいて物語の全体を見れば、すごく素敵なメッセージに見えるよ。
26:海外の反応
>>25
映画にもちゃんとあるよ。
藤野の最初のシーンに”Don’t”と書かれた本、最後のクレジットシーンに”In Anger”と書かれた本がある。
27:海外の反応
藤野がスキップするシーンがめっちゃ力入ってたな。
音楽も素晴らしかったし、声優もそれぞれのキャラクターの心情をしっかりと表現していた。
何回泣いたことか・・・。
28:海外の反応
>>27
スキップ良かったな!
雨の中での藤野のぎこちなくも気持ちが溢れる様子をどう映像化するのかと思ってたが、ちょっと間抜けなスキップダンスにしたのは良かったと思う。
29:海外の反応
藤本先生には京アニ事件で亡くなった友人がいたのだろうか、それともあの事件で何か感じるものがあったのだろうか。
事件があったのが2019年、「ルックバック」が2021年だからさ。
30:海外の反応
>>29
まぁ少なくとも無関係ではないだろうね。
京アニ事件から丁度2年経った2021年7月に配信されたのが「ルックバック」。
Kyomoto (京本) = Kyo (京) Ani + Fujimoto (藤本)
犯人の動機も盗作。
31:海外の反応
>>29
そもそも藤本タツキ先生は「涼宮ハルヒの憂鬱」の大ファンだし、「日常」や「氷菓」等の京アニ作品を繰り返し視聴してるらしいからなぁ。
例え知人がいなかったとしても、何も感じないってことはないだろう。
32:海外の反応
一番印象に残ってるシーンは、京本が美大に行きたいと言ったシーン。
あのシーンがなんか・・・すごく心に響いた。
33:海外の反応
この「ルックバック」と同じクオリティで「さよなら絵梨」をやってくれたら、もうわたしは思い残すことはない。
34:海外の反応
原作漫画に命を吹き込む素晴らしい映画化だ。
ラフなアートスタイルがとても合ってたし、主演2人の演技もめっちゃ良かった。
そして音楽ね。
個人的にはアーティストや作家とは程遠い人生だけど、こういう創作過程の物語は大好物だ。
その中でも特に「ルックバック」は大好きな映画の一つになったね。
是非とも4kdiscでリリースしてほしい。
35:海外の反応
京本が出てくるだけで涙ぐんでしまったよ。
創作と友情と成長、美しい映画だった。
わたしもまた絵を描いてみようかな。
MAL Poll Results
5 out of 5: Loved it! | 449 | 76.8% |
4 out of 5: Liked it | 101 | 17.3% |
3 out of 5: It was OK | 28 | 4.8% |
2 out of 5: Disliked it | 4 | 0.7% |
1 out of 5: Hated it | 3 | 0.5% |
コメント
年齢設定が低すぎるのが不可解な感じがしたな。
小学生なんてまだ絵心もあるかないかの年ごろだろ。
現実には美大の学生くらいでやっと友人の画力にコンプレックス抱いてどうのこうのってくらいの意識でないか
個人的には京本は藤野のイマジナリーフレンドなんじゃないかと思ってる。
だから年齢設定が低いんじゃないかな。
そんなことはない
私は小2の時絵の上手い同級生に衝撃を受けてもっと上手くなりたいと思った
絵を描くのが好きな子は幼稚園からそれなりの自負があるよ
4コマ漫画を描いて学級新聞に載せて発表してるような子だしただ絵が好きなだけの子ではない
クラスメイトにすごいすごーい言われて得意気だったしそれが藤野のプライドだったのだ
引きこもりの同級生を見下してたのに自分より絵が上手かったらプライドズタズタよ
漫画家として中学生デビューする子がいなくはないのだから、
小学生ぐらいで画力について足掻く早熟な子がいなくもないだろう
京本に近い人生を歩んで来てますが(生きてるが
小学生の同級生に、コンテストなどで、どうしても順位が付いてしまうとき、影で悔しい思いをしていたと、廊下で泣きながら訴えられたことがあります。
ただ好きで描いたり、応募していただけだった幼く無神経だった自分に気がついた思い出です。
そして、大学に行ったら藤本の気持ちが存分に分かった!みんな上手い!笑
藤本→藤野
小学の同級生で某漫画家の家系で絵がめっちゃ美味い奴がいて
努力では越えられない才能というものを最初に実感したのがそいつだった
保育園の頃から絵を描き続けて今漫画家やってる人間だけど、絵を描いてる子供ってわりと小学生くらいから他人の画力とかしっかり確認して自分との違いを感じたりするもんだと思うよ
私は小学生の頃から年の近い人間の絵を見て「アイツは風景を描くのが私より上手いな」とか「アイツは右向きの顔描くのが私より上手いな」とか考えてたし、3つ年上のいとこは妹分たる私の画力に挫けて絵を描くのをやめてた
小学生ぐらいで、他の人と自分を比べてコンプレックスを抱くかどうか、作者藤本以上に知ってる人いねーだろよ。
どこから目線だ。
原作読んでしまったんで火垂るの墓に近い感覚でアニメは観られない
音楽で盛り上がりがあってよかったよ。声の演技も自然でよかった
引きこもりの京本を訛りで特徴を出したのは上手いと思った
原作の補完もしてくれて最高だったわ、原作好きならなおのこと見てほしい
ストーリーは割と古典よね
夢をかなえるためだったり病気の克服だったりで努力していた友や恋人が、アクシデントで退場してしまい
その喪失から立ち直る話というか
立ち直るまでには至ってないでしょ。喪失は抱えて生きていくんじゃないかな。
震災で家を流されて家族なくなった方だって、後片付けして生きて行かないといけないしね。
さよなら絵梨もこれも極端なハッピー作品ではないが 鬱かどうかの2分化とは別方向で心地良さが際立つ作品な面があると思う
原作から完成度が高まっていて良かった
漫画家としては藤野が天才肌で京本が職人肌だね
キャラデザがエロ過ぎ!もっと小学生(だったよな?)ぽいキャラデザにしていれば大爆死だった!
なんかキャラがLOのような感じ絵でエロい
LOの絵なんて普通の人は知らないぞ…
お前のそのキモい妄想、ここに書く必要あるか?
この作品にエロ感じる人もいるんだ……
世界は広いね
見たら自分も頑張ろうという気持ちになる映画だった
漫画読んでて
見たら泣くだろなって映画館に足を運べなかった
Primeでさっき見て映画館で見るべきだったかなあ
いややっぱこれくらいでいいかなあ
クソつまらなかったわ
過大評価にも程があるだろこれ
過大なのはきみの自己評価では?
そう書かずにいられない、君の精神状態と境遇が心配だよ。
京アニ事件をどの程度深刻に受け止めたかによって感想が変わるのかな
作者は映画好きらしいからガスヴァンサントの「エレファント」あたりから着想を得たのかもしれないが
京アニはもとよりアニメやマンガそのものにさほど思い入れのない自分は「まーたプロット動かすために登場人物死なせるパターンか」と冷淡な感想しか抱けなかった
アニメーションは素晴らしかったと思う
タランティーノのワンスアポンアタイムインハリウッドからの着想が大きい
原作のカットにも映画のポスターらしきものが描かれている
あれもタランティーノ監督自身のシャロン・テート事件へのやるせないくすぶった感情を作品にしたもの
藤本先生も、映画化の際に「自分の中で消化できない感情を消化しようと描いた作品。消化できたかはわからない」と語っている
同じように消化できない気持ちを抱えている人には刺さるだろう
あと、身近に死を経験する生活をしているかどうかでも感じ方は違うと思う
自分はついこの間まで元気に酒飲んでいた人がぽっくりっていうことがある業界にいるから、けっこう簡単に人っていなくなるんだなって思いながら生きてる
現実には、感動的にお膳立てされた物語的な死別なんてほとんどない。
ふとニュースを見たら…っていうのがリアリティがあってよかった。