1:海外の反応
Wow 藤本先生の描く表情って本当に上手いよなぁ。
2:海外の反応
いやー引き込まれたわ。
何度も何度も現実と映画が移り変わり、何が現実で何が映画なのかと考え続けられるのがすごく魅力的だった。
マジで面白いわ、藤本先生がまたやってくれたね。
3:海外の反応
藤本先生面白い。
人の死、そして爆発オチはクソだと言いながらまさにそんな作品を描いてると。
最高に自虐的だし、文字通り好きなものを好きなように描いただけだと言わんばかりだ。
4:海外の反応
絵梨の言葉を借りることにしよう。
“どこまでが事実か創作かわからないところが良い混乱だった。”
5:海外の反応
藤本先生の描くラストっていつも独特だよね。
この漫画はなぜそうなのかを200ページにわたって説明してるように感じた。
6:海外の反応
一番最初ページでスマホで「さよなら絵梨」を再生するところから始まった。
つまりこれは最初から最後まで映画だったんだ。
7:海外の反応
ぐぅ・・・藤本先生め。
またあなたのf〇cking読切で頭痛がしてきたよ・・・。
8:海外の反応
彼女は吸血鬼ではない、あれは映画の一部だ。
未来の優太も父親が演じてる。彼女が病気になる前、まだ元気だった頃に撮影されたもの。
そしてそのシーンを彼女の死後に編集して追加したんだ、そうすれば彼女は映画の中で永遠に生き続けることができる。
9:海外の反応
藤本先生は本当に映画が好きなんだな。
10:海外の反応
>>9
う〇ちシーンもね。
11:海外の反応
>>10
不死身もだ。
12:海外の反応
映画の中のキャラクターと本当の人格は違ったというのが好き。
現実でもそうだよね。俳優はあくまで作品に沿って演じているだけで、本人の人格とは全くの別物だ。しかし彼らの死後、人々は本当の人格ではなく映画の中の人物として思い出す。
映画ってのは色んな部分で色んなものを美化して見せてるわけだが、その理想の方が現実よりも望ましいこともある。
出典:藤本タツキ【さよなら絵梨】集英社
13:海外の反応
「デッドエクスプロージョンマザー」が映画って気づかなかったわ・・・いやマジで。
あとお父さんが絵梨ちゃんに怒るとこも。
藤本先生さぁ・・・2回も騙されちゃったよ。
14:海外の反応
>>13
本当に2回なのかな?今も騙されたままなんじゃない?
15:海外の反応
正直面白い!って断言できる感じじゃなかったけど、読めたねスラスラと。
まぁ同じようなコマも多かったし通常の200ページの漫画ほどのボリュームは無いけどそれでも長い。
でも全く苦に感じなかったし、読後感もかなり良かった。
普段は好みじゃない作品でこういう感覚にはならないんだけど、漫画自体がとても上手だからかな?
また読切描いてほしいな、次も読みたい。
16:海外の反応
ただただ凄いわ。
他のスレでも言ったけど、藤本先生は「チェンソーマン」の連載を経て本当に絵が上手くなったと思うわ。
「チェンソーマン」の連載が終わり、その後に出た読切はどっちも没入感がすごくてかなり衝撃的だった。
17:海外の反応
>>16
アーティストとして成長したって点では同意見だけど、絵に関しては「ルックバック」も「さよなら絵梨」も制作時間が比較的長いってのが大きいんじゃない?
「チェンソーマン」の頃は週刊連載だから、常に時間に追われながら描いた絵とじゃある程度差が出るのは当然のことだろう。要は藤本先生は元からこのくらい描けるんだと思う。
18:海外の反応
マジで面白かった、セリフもリアルだったし。
藤本先生はどちらかというとリアル寄りのセリフを書くのが上手いよね。そこが彼の強みの一つだと思う。
この作品はまた時間をかけて再読し、自分がどう感じたのかをしっかりと把握してこそ本当の感想が語れる気がする。現時点では「ルックバック」に次ぐベスト読切といったところか。
19:海外の反応
“なぜ自分が死ぬのかわからないなら皆も死んだ方がいい”ってセリフが小心者の学生にぴったりですごく印象的だった。それと息子に酷い仕打ちをする母親も、あまりにそれっぽくて思わず笑っちゃったよ。
でも同じような流れで父親がそんな息子に謝るシーンではすごくカタルシスを感じた。
20:海外の反応
>>19
藤本先生はキャラクター描写が圧倒的に上手いんだよね。
短時間でキャラクターに感情移入させることができるから、そういうシーンもすごく際立つ。
藤本先生のようなアーティストはぜひ1人でも多くの人に見てもらいたい、だから「チェンソーマン」のヒットは本当に嬉しい限りだ。
21:海外の反応
不条理な状況下で現実なキャラクターを描くってところが藤本先生の長所だと思うんだよね。
彼の描くキャラクターはどれもフィクションとは思えないほど、深みと重みがある。
その最も顕著な例が「ファイアパンチ」のトガタだ。
22:海外の反応
この作品も良かったんだけど、やっぱりわたしは「ルックバック」が一番だなぁ、すげー泣いたしね。
テーマでいえば今回の「さよなら絵梨」ほど深くはなかったけど、より簡潔だった。
23:海外の反応
>>22
「ルックバック」はこの作品よりもっとパーソナルなものに感じられた。
彼にとっての「さよなら絵梨」のような作品とでも言うのか。
24:海外の反応
手ブレやスマホの視点っぽくしたコマの工夫なんかがすげー好きだった。
25:海外の反応
>>24
わたしはスマホで読んでたから読み込みがおかしいのかと思ったもん。
26:海外の反応
このストーリーはタマネギよりたくさんの層があった。
愛する家族の暗い真実と仮面の俳優による、”ありのままの姿よりも理想の姿を思い出したい”というメッセージはその言葉以上に意味を持ってたように感じられた。そう、重い悲しみや自殺願望のアンチテーゼのような。
そして最初から最後まで映画と現実の区別がつかなくて苦労した、でもそれは素晴らしい体験であり、同時にミステリアスにも思えた。
で、結局絵梨は何者なの・・・?
出典:藤本タツキ【さよなら絵梨】集英社
27:海外の反応
>>26
彼女は絵梨の友人が演じていた、成長した優太は父親が演じていた、あるいは絵梨は本物の吸血鬼。
一つまみのファンタジーとは吸血鬼のこと、爆発のこと、全てが創作であるということ、どう捉えたっていいんだよ。様々な解釈ができるし、藤本先生もそう意図しているんだと思う。
28:海外の反応
親戚の母親が亡くなって、彼女の葬儀に行った時彼女の息子も旦那も涙を一滴も流していなかった。しかしその後誰もいなくなった時、彼らが泣いてるのをたまたま見かけたんだよね。
だからなのか、優太の父親が泣いてるシーンはすごくグッときた。
素晴らしい読み切りだと思うけど、ちょっと色んなことを考えさせられたわ。
29:海外の反応
>>28
父親が泣くシーンがすごく良いのは、必ずしも母親を想ってのこととは限らないってところだ。
読み進めていくとより多くの文脈を知ることができて、母親の息子への仕打ちに対して何もできない自分の情けなさ、あるいはそんな息子への後ろめたさから泣いてたのかもしれない。
30:海外の反応
爆発オチを散々クソ映画だと言ったあとに、実際漫画自体も爆発オチで締めるってのは結構思い切ってるよなぁ。
“作り手も傷つかなきゃフェアじゃない”ってセリフもそうだけど、批判されることも織り込み済みってことだよね。
なんというか本当に面白い人だな、藤本先生。lol
31:海外の反応
こういう作者の趣味に振り切ったというか、描きたいものを描いたって感じの作品すごい好き。
もちろんそういう作品は賛否別れるし、ニッチなものになりやすいけど内容云々より人の頭の中をのぞき見してるみたいで楽しいんだよね。
出典:藤本タツキ【さよなら絵梨】集英社
32:海外の反応
藤本先生は怪物だ。
何でいつもわたしの心のち〇こをぶん殴ってくるんだよ!
33:海外の反応
>>32
“心のち〇こ”は今わたしの語彙に正式に登録されました。
34:海外の反応
わたしの父は癌で闘病中だから、最初の20ページはほとんど読み進めることができなかった・・・。
漫画からこれほどまで影響を受けたのは初めてだわ。
35:海外の反応
>>34
Yeah, わたしの父も病気で亡くなってしまったからよくわかるよ。
父親がいることが当たり前になってしまってた、もっと写真や動画を撮っておけば良かったと後悔してる。
36:海外の反応
ほとんどのコマが4コマ構成になってて、見る人をそのリズムに落とし込んだところでコマをぶち抜いてきたり、見開きにすることでよりインパクトがあるように感じられて凄いなって思った。
特に母親が”最後まで使えない子”って言ったコマは本当に残酷だった・・・。
37:海外の反応
>>36
3ページくらい黒で塗りつぶしてたり、色んなページで繰り返しによる”間”の演出もあったけど、その一つ一つもちゃんと描き直されてるんだよね。
38:海外の反応
色んな意味ですげー気持ちの良い作品だったな。
MAL Poll Results
5 out of 5: Loved it! | 333 | 83.25% |
4 out of 5: Liked it | 49 | 12.25% |
3 out of 5: It was OK | 11 | 2.75% |
2 out of 5: Disliked it | 4 | 1.00% |
1 out of 5: Hated it | 3 | 0.75% |
Reddit Rate
Very Good | 3876 | 66.64% |
Good | 1419 | 24.39% |
Average | 409 | 7.03% |
Bad | 15 | 0.25% |
Very Bad | 97 | 1.66% |
コメント
趣味が出てたわ、映画好きには理想の女ってかんじやな
理想の女に見えるのは、絵梨の悪い部分を編集でカットして美化してたからだよ
絵梨の友人が言ってただろ、「美化しすぎ」って
実際はメガネかけてて歯も矯正してて、友達がたった二人しかいないくらい性格も悪い子だよ
母親と同じようにね
でも映画の中には理想の姿だけが残る
編集カットごときで理想の女に見えるって事は
それなりに魅力なんだろうなあとは思う
芸能人なんかもそう
映画で言うなら最後の10分間の展開からのシメが最高。
賛否両論になるの見越してる感が凄いよな。まさに作者の思い通りだろう。
突然の爆破オチは予想外でふふってなった。こんな心があちこち動きまくった作品は初めてかもしれない。俺は嫌いじゃないな。
爆破オチは主人公が「何が足りないのか気付いた」と言った時点で予想できた
まぁラスト直前だけども
あー、綺麗に伏線回収したなぁって感じ
世界のみんな考察が好きだね。
こういう世代が年取っていったら、そのうちノーベル賞漫画部門とかできそうだな。
ボブデュランとかがノーベル賞をとるくらいだし。